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ブログ|ここつぐ

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ブログ「ここつぐ」

フットケアについて

 透析室では、月に一度フットチェックを行っています。

 透析患者さんは動脈硬化を起こしやすく、血管にカルシウムが付着する動脈石灰化により、足の血流が悪くなりやすいといわれています。

 血流の悪い状態で、足に傷ができるなどのトラブルが起きると潰瘍になりやすく、さらに透析患者さんは、免疫力が低下しているため細菌感染を起こし、その結果切断につながる可能性が高いといわれています。下肢切断が生命予後に関わってきます。

 その予防のために定期的なフットチェックやフットケアを行っています。また、早い段階で足のトラブルに気付くには、患者さんにも毎日ご自身の足を観察いただくことを勧めています。

 併せて、冬のシーズンに起こりやすい「低温やけど」予防についてお話します。

 低温やけどとは、普通であればやけどしないような低い温度の熱源への長時間の直接接触によって起きるやけどです。低温のため熱さや痛みを感じにくく、見た目は軽症であっても皮膚の深部まで熱が伝わっているため、内部ではひどいやけど状態になっています。特に足に多くみられ、こたつや使い捨てカイロ、ホットカーペットでも起こります。低温やけどの予防には下記にご注意ください。

①湯たんぽや電気アンカは、就寝時は布団から取り出し、布団の温めだけに使い、足には直接触れないようにしましょう。

②暖房グッズは取扱説明書をよく読んでから正しく使いましょう。

③肌寒い時期でも、カイロを練る時に貼るのは止め、靴用カイロの日中の使用も避けましょう。

④布団乾燥機の使用中は、布団の中には入らないようにしましょう。

 まだまだ寒い時期は続きます。暖房を使う時には、トラブルに注意し、大事な足を守っていきましょう。

 私は、昨年に兵庫県看護協会の糖尿病重症化予防(フットケア)研修に参加しました。今年はフットケアの技術向上が目標です。皆様により良いケアを提供できるように努めていきたいと考えています。

 今年は龍年(甲辰)です。甲は草木の成長を表す意味があり、植物が成長するようにどんどん勢いを増して増えていくという意味があります。また、辰は水や海の神として祀られ、竜巻や雷になど自然現象を起こす大自然を象徴するものであり、新しい事を始めるにも良いそうです。また、今まで準備してきたことが形になるといった縁起のよい年になるとも考えられています。

 我が家は神社めぐりが好きで、近畿や中国・四国までなら、日帰りで行きます。(運転はすべて旦那さんです)そして、その土地の名物をしっかりと食べて観光も楽しんでいます。

 今年は辰年にちなみ、1月に香川県の田村神社に行きました。田村神社は讃岐の国一の宮として1300年以上の歴史はあり、龍神伝説もあります。境内にはリアルな龍神さんと、参拝者が奉納した大判小判(レプリカですが)が山のように積まれ、なかなかインパクトのある光景がひろがっていました。「龍神様」は金運や商売繁盛に御利益がある神様なので、今年はぜひともあやかれたらと思い、私たちも小判を奉納させていただきました。また、近くのお店で讃岐うどんも美味しくいただきました。サービスの残り物の「うどん」もちゃっかりもらって帰りました。

 年初から様々な事件、事故もありましたが、今年も皆様にとってより良い1年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。

第一透析室 看護師 藤原 陽子

               

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