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ブログ|ここつぐ

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ブログ「ここつぐ」

寒い日こそ

 夏の暑さも恋しくなるほどに肌寒い季節がやってまいりました。夏場の暑さから身体の水分が失われやすい思われがちですが、実は冬でも脱水症状になることがあります。冷えた空気を吸い込むと、我々の身体は水分を失いやすくなります。

脱水症状の自覚症状としては口の渇き、体のだるさ、立ちくらみなどが多いです。食欲低下、血圧低下、頻脈なども出現しやすいです。

透析患者さんにおいては血圧が低下し、血液が濃縮されることによりシャント閉塞をおこすこともあります。

 しかし、透析患者は水分制限する必要があります。水分を過剰に摂取すると、体内に水分が溜まって体重が増加、血圧が上昇する可能性があります。また、透析時の除水量を増やさなければならないため、血圧が低下してこむら返りや倦怠感、動悸、嘔吐などの症状が出やすくなります。

透析患者さんが水分を折衝する際の目安は、食事と合わせて1日当たり2000ml以下、飲み物からの摂取量は500ml以下です。ただし個人の体格に差がありますので目安量は医師や病院スタッフに確認しておくことをおススメしておきます。

あらかじめペットボトルや水筒に入れた水分を摂るようにすると水分量の管理がしやすくなります。喉が渇いた場合は氷をなめる、うがいをするなどしてみてはいかがでしょうか。

 さて、話は変わりますが、私は月に一度は銭湯に通うほど好きで、特にサウナがお気に入りです。

サウナには汗をかいたり血流が促進されることによる新陳代謝の促進、リラックス効果があったりします。代謝が上がり多量の汗をかくことで体の水分や不要な塩分も減らすこともでき、むくみをとることも出来ます。

サウナによる発汗は優れた効果の1つですが発汗により血管内は脱水に陥り、血栓ができて血管が詰まり、脳梗塞や心筋梗塞を発症するリスクもあります。

私は体重測定と水分補給してからサウナを嗜むようにしております。

サウナで汗をかいた後、休憩を入れて再びサウナというサイクルを23回繰り返しています。水風呂は得意ではないのであまり利用できていないのがもったいないですね。

入浴前後で体重が1.0kg程変わっているので水分補給も忘れず行っています。入浴後の冷たい水分は格別で、火照った体に染み渡るような爽快感を感じるために銭湯に通っている一面もあります。

皆さんも水分摂取量に気を付けてみながらサウナを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

臨床工学技士   上月 達矢

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